新時代のwebブラウザ BRAVE

BRAVEとは。。。広告ブロックができるWEBブラウザ

最近。。。というよりは2016年ごろからですが、新しいwebブラウザが開発され、世間を賑わせています。

それがこのBRAVEです。ライオンのロゴになっています。

 

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ですが、このブラウザがなぜこんなに注目されているのか、safarichromeと何が違うのか、わかりやすくお伝えしていきたいと思います。

 

BRAVEとはBrendan Eichという人が立ち上げたブラウザ開発会社です。

この人はMozillaのCEOを務めた人でもあり、JavaScriptの作成者でもあります。

この会社の商品としてBRAVEが発表されました。

  

                                        

web閲覧者にもメリットがあるビジネスモデル

では、このブラウザは何がこれまでのブラウザと異なるのかといえば、広告のビジネスモデルが違うのです。

通常の広告モデルは下のような感じです。

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広告主がサイト運営者に対して、広告を出してもらいます。そして、その広告をみた一般消費者が商品を買うなりすれば、広告主にお金が入ります。そして、その利益の一部がサイト運営者に渡るというものです。この一連のお金の流れが固定化されており、逆流することはありません。

 

ですが、BRAVEはその固定化された流れを根こそぎ覆します。

BRAVEのお金の流れは下の図です。

 

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 従来の広告モデルと異なる点は、仮想通貨(BAT)を広告主が消費者に支払う、消費者がサイト運営者にBATを支払うというものです。今までの固定化した流れに、新たなマネタイズの流れが追加されます。

このビジネスモデルの秀逸なところは、ステークホルダー全てにメリットがあるということです。

 

消費者(web閲覧者)のメリット

広告をブロックできる。それによりweb閲覧がスムーズになる

BAT(仮想通貨)を得られる(ブロックしなければ)

ラッキング無効化

単なるweb閲覧者からすれば、いいことづくめですね。まず広告をブロックすることができます。特にミスタップを狙うサイト、本当に多いのでこれはかなり効果的です。

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これはBRAVEのトップページですが、トラッキングや広告ブロックが今までいくつ行われたかが記載されます。またそれによって検索表示に時間がどれほど節約されたかも記載されます。自分が今までどれほどの広告にさらされていたかがわかります。

また、web閲覧者は広告をブロックしないという選択も可能です。その際には広告主からは「ブロックせずに見てくれてありがとう」としてBATが支払われます。

 

広告主のメリット

CV率が上がる

広告をブロックしない人は、広告に対してアクションを起こす可能性が高いので、コンバージョン率が上がります。100人に広告を出して1人にアクションを起こさせるより、確度の高い10人に広告を出して、アクションさせる方がCV率は高いということですね。

質よりも量という作戦です。

 

サイト運営者のメリット

CV率が上がることでマネタイズがしやすくなる

良いサービスを作ればBATをもらうチャンスがある

広告主のメリットと繋がりますが、CV率が上がれば当然、サイト運営者側にも大きなメリットです。

ですが、広告をブロックされてばかりでは、サイト運営者は報酬を受け取れない可能性があります。そこでこのBRAVEに搭載されている機能で「Brave Payments」です。これは、web閲覧者側からサイト運営者に対してBATを支払うというものです。

 

                                        

日本語設定、広告ブロック設定

設定方法はかなり記事があるので、設定方法について記事を書いていきます。

 

・日本語設定について

Braveは初期状態では、英語になっています。なので日本語設定にしましょう。

これがトップページです。

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右上に設定ボタンがあります。

ここのpreferencesを選びましょう。

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そうすると設定ボタンに飛びますので、Advancedタブを選びましょう。

 

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その中にあるLanguageを選び、Japaneseにします。

 

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そうすると、再起動しますか?(restart?)と聞かれますので、yesにすれば再起動が行われ、日本語変換されます。

 

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・広告ブロック

 

いよいよBraveの真骨頂である広告ブロックですが、実は初期状態からできるようになっています。ですが、これを知らないと広告を閲覧することでBATを得るということもできませんので、知る必要があります。

 

設定の保護タブを押していただくと、保護設定の画面となりますので、広告のコントロールを押します。

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こうすると、様々な広告をブロックします。

どれほどの広告をブロックしたかは、右上にあるbraveのロゴを押すとわかります。

このページどれほどの広告があったのか一目でわかります。

 

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Braveの進化の余地

 

このような可能性を秘めたBraveですが、まだまだ未完成です。

 

・本当に消費者がBATを支払うのか

素晴らしいサービスに対して、web閲覧者はBATを払うことが可能ですが、本当に払われるのかが疑問です。そもそも払わずとも、サービスは使えます。自分以外の消費者がみんなタダで見れているのにもかかわらず、自分だけ払うことを人々が許容するのか少し疑問です。もちろんかなり少額で0.01btcとかならまあいっかとなるかもしれませんが、その場合でも相当数のファンがいないときついですよね。広告ブロックによる収益減少をカバーできるのでしょうか。

 

・広告閲覧することによる通貨入手システムがまだない

メリットとして、広告をあえてブロックしないことでBATがもらえると書きましたが、このシステムはまだ導入されていません。あくまでも予定です。

 

ステークホルダーへの納得感

また、多くの広告主やサイト運営者はこのBraveというシステムに懐疑的です。

というより、ブロックされることをよしとしていません。Braveはcv向上を謳っていますが、数値的証明はまだまだ足りません。

下の記事はその一例です。

japan.cnet.com

 

このような可能性が多くあるBraveですが、改善の余地はありそうです。ですが、googleの中央集権から脱出できる鍵の一つであることは間違いないです。

 

今後もその動向に注意していくべきサービスです。